2022年11月21日月曜日

ワ9Tin後遺症について 札幌市医師会代議員会で発表

こんばんは
 私、思うところあり、ワ9Tin の後遺症外来なるものをやっております。
 今の現状を見過ごすことが出来なかったからです。
 公表しているのは札幌では私のところ一軒だけ。実際は何軒かあるが公表はしていないようですので。
 北海道では三軒です。

 
9Tin を打って大変なこと(仕事に行けない、学校に行けない など)になり、ぽつらぽつらと電話が入ります。
 週に1回−2回電話が入ります。
 外来に来ていただき問診をして治療にあたります。
 問診をするとすぐに「
9Tin 後遺症だ」と分かります。

 大学病院や札幌市内、近郊の基幹病院のいろいろな関係する科、循環器、神経内科、脳外科、産婦人科、などなどを散々受診し、診断もつかず、もちろん治療法はおなざりなもの(痛み止め、安定剤みたいなもの 時にステロイドなど)をするも一向に効果がなく、最後は「気のせいではないか。心療内科か精神科に行け」と言われて愕然として小生の外来に訪れる方も少なくありません。

 問診をするだけで、「
9Tin 後遺症」と診断するのは容易です。
 治療を施すと、10のうち6から7は当たります。
 しかし、治療である程度効果はあっても、また、元の生活に戻すために日々奮闘しています。一方で3から4は治療に反応しない。それが悩みです。
 そして、
9Tin 接種回数が進めば進むほど、9Tin 後遺症は爆発的に膨れ上がってくるように思えます。それが悲しみです。

 今までこのようなことを言ってもあまり相手にされませんでした。
 しかし、いよいよ仲間内だけにでも言っておかないとと思い、札幌市医師会の支部役員会で、次の札幌市医師会の代議員会での質問として提出するよう要請しました。
 この考えは
9Tin を推進する日本医師会と相反するものであり、札幌市の医師会で質問という形で述べるのには相応しくないのではと私は考えておりました。故に、質問事項の発表の後、「この質問はあまりにも医師会の考え方と異なるし、私の主観が多く入っている。却下されても良い。ただし、私は皆様のことを仲間だと思っております。自分なりに知っていることを皆様に申し上げ、札幌市医師会の中央東支部の皆様だけでもお救いできれば、と思い提起したわけです」と述べました。

 私の申し上げることが荒唐無稽であることを私は望んでおりますが、世の中の情勢を見ていると、そうではないと確信に近いものがあります。
 また、日々、このような患者さんを診ておりますので、身に染みることころも多々あります。
 このことは来週、札幌市医師会の代議員会が行われた後、速やかにホームページに公開されると思います。故にここで公開してもよろしいかと思います。

 なお、札幌市医師会は郡市医師会の中で最大規模です(東京、大阪などの方がもちろん医師会員の数は圧倒的に多いのですが区単位で分かれているので、
郡市医師会という単位で見ると札幌が日本最大となります)。代議員会には「班」の代表者が400人ほど集まります。
 さて、前置きが長くなりました。
 耳に逆らうところもあるかもしれませんが、およろしければお読みください。

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質問: 
9Tin 後遺症について:臨床医の日本最大の集団である医師会がこのことに今よりももっと精力を上げて取り組むべき

 我が国は今や世界一コロ
9Tin の接種した国となった。ここまで広い年齢層に何度も打っている国は世界中にはない。しかも生後半年の乳幼児にまで打つ国は世界中にわが国だけである。我が国は賢明なる政府自民党の指導のもと、ぶっちぎりの9Tin 接種の先進国となった。このことは大いに誇って良いことなのだろうか。
 
9Tin 接種も3ヶ月に一回と改められ、すでに6回目の接種券が送られてきた方もいる。
 さて、そのような状況であるので、
9Tin によっていつまでもひどい倦怠感、頭痛、胸痛が続き、仕事、学業に甚大な支障をもたらす、いわゆる9Tin 後遺症の患者さんが当院にもちらほらと訪れるようになった。一般診療の傍でこのような患者さんの治療に当たっている。病気で困っている人を助けるのが我々医師の使命であると信じているからである。当院は整形外科であるので細々とやっているがその症例数も40を超えるまでとなった。
 決してこの症例数は多いとは言えないし、このくらいの症例数で「もの」を言えるものではないと認識している。エビデンスというものからも遥かに遠いであろう。
 しかし、私なりに気がついたことをいくつか述べ、医師会に対する要望も併せて述べたい。

1)
9Tin 接種回数と後遺症について
 
9Tin の接種回数が増えれば増えるほど、後遺症が発現した場合にそれは重篤で、治療にも抵抗する傾向がある。接種回数が1-2回であれば治療にも反応してくれて軽症である。3回目以降でも治療が有効のものもあるが、かなり治療に抵抗しなかなか改善しないものも多い。4回、5回というケースはまだ少ないので何とも言えないが、よりシビアになると予想している。

2)
9Tin 接種回数とコロにかかった場合の回復の仕方について
9Tin をいくら打った人でもコロには感染する。しかし9Tin 多数接種者は一度コロナに罹ると症状が遷延化する方が多いようだ。9Tin 非接種者、あるいは、1-2回の方はコロになっても2-3日発熱してその後数日で完全に回復する方が多いように見える。しかし一方でそれ以上接種した方は症状がいつまでも遷延化し9Tin 後遺症との鑑別が困難となるケースが多いようだ。

3)抗
コロ抗体と9Tin 後遺症の重症度の関係について
 
9Tin 後遺症の重症度の指標はその症状で測るしかない。ただ、私の印象では抗コロ抗体の測定も目安になりそうである。抗コロ抗体(IgG型)で2万を超える症例は症状がきつい(学業、就業に著しい支障あり)もちろん例外もある。1万以下のものは症状が軽いケースが多い(なんとか学校、仕事には通えている状況)。ちなみに正常値は50以下である。そして2ヶ月くらいに一回計っているがなかなかこの値は低下しない。
 ちなみに検査会社が広く現在提供しているこの抗
コロ抗体の検査はあくまでも初期の武漢型のものである。今のBA1,2型9Tin 、BA5型9Tin による後遺症の指標には用いられないようだ。
 全く反応しない。つまり、BA1,2型、BA5型のワクチンを打って、現行のコロナ 抗体(IgG型)で計測しても抗体価は上がらないようだ。(他の医師が調べたもの

 この(1)から(3)のことはあくまでも私個人の印象であり推論であることを重ねて申し上げておく。そしてここからは要望である。

 私は大学などの最高の陣容と研究設備を有する医療機関がその総力を上げて
9Tin 後遺症の解明と治療に勤しんでもらいたいと願うものであるが、今のところ消極的であるようだ。ならば我々臨床医の日本の最大の集団である医師会がこのことに今よりももっと精力を上げて取り組むべきと思うがいかがであろうか。

参考資料 経験症例より ワ9チン後遺症の程度と抗体価

日常生活レベルの評価について
 家の中だけで自分でトイレに行く、食事をするということができるが、仕事、学校に全く行けない場合 0%と評価。
 仕事を何%できるか。
 学校にどのくらい居られるか
 6時間目まで居られるのなら 100%とする。
 仕事も同様。9時から5時まで働くことが出来るのなら 100% と評価。

 もちろん学生さんの場合、学校の授業のほかに、塾に行ったり、家で勉強したり、といろいろあるだろう。運動部でたくさん練習したい人もいるだろう。それはこの評価には入っていない。とりあえず、6時間授業全て出席できれば100%と評価している。

 症例数は10例くらいで少ないが、抗体価が高いほど、日常生活が障害されているように見える。


 
 



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