デジタル愚者、といういうべきか、情報愚者、と名付けるべきか、情弱人、と呼んだら良いのか悩んでいる。
情報愚者でここではいくが、スマホを軽快にいぢり、ラインでパッパっと連絡をとり、ご飯が来たらさっとスマホを取り出し写真を撮り、SNSに投稿して、皆のウケを得る。
支払いはスマホをかざして瞬間的に決済完了だ。
このようなことを、チャッチャ、と出来れば、デジタルを使いこなせているのか、というと、そのようなものではない、ということを皆様もお感じになっておられると思う。
この中の情報に、人に渡して良いものと悪いものがある、ということに気が付き、それを制御するのが、情報賢者、デジタル賢者であり、それにまったく気がついていない、気を配らないのが情報愚者である。
某レストランで昼ご飯を食べた、ということなど、取るに足らないこと。なるほど、無名の我々なら取るに足らない。
しかし、このようなことを繰り返していると、次第にスマホに飼い慣らされてくる。スマホ中毒という言葉があるくらいだ。
こうしてスマホに飼い慣らされて、何が重要で、何が重要でないかがわからなくなってくる。
情報愚者となるのである。
麻痺してくる、麻痺させられてくるのである。
これが我々ではなくて、偉い人。
岸田が、コーノが、鈴木知事が、となると、皆、関心はあるだろうし、それだけでも秘密情報である。これは皆認識できるだろう。
飼い慣らされて麻痺した情報愚者はこんどは 何をやり出すかというと、取り止めもなくこれを使うのである。
例えば、メールでも、ラインでも、その大元、そのメールなり、ラインなりを皆さんにタダで提供している会社の人は、皆の書いたものをいくらでも読めるのである。
ラインの会社の人が「橋本英樹」と検索すると、私の書いたものが全て瞬間で閲覧できるのである。それはGメールでも Yahooメールでも同様である。
情報愚者はこれがどうしても想像できないようである。
だから、会社の中で連絡網をラインで作ったり、恋人や不倫相手とラインで一生懸命連絡を取り合ったりするのである。
そのデータは永久に彼らのハードディスクに残るだろう。
先ほど、我々のような平民がランチをどこの誰と食べようが、誰とお付き合いしようが、これは世界に影響はしない。
しかし、総理や知事、あるいは大会社の幹部クラスは違うと述べた。そしたら、そのような偉い人たちの政治活動、会社での経営活動の連絡が漏れていたらどうなるのだ?
あるいはその人達の恋愛関係、病気のことなどのようなプラーベートがダダ漏れになっていたらどうなるのだろうか。
国や地方自治体、会社は大きなダメージを受ける。
彼らに秘密を握られ、彼らに脅かされながら仕事をすることになるからである。
よろしいか。
我々の中から将来、総理でも知事でも会社の幹部でもそのような偉い人になる人が出るのですよ。
そのような人は無名のうちから情報愚者で自分の情報、プライベートな歴史を流して歩いて、どこかの他人様、それは外国人かもしれないが、そのような得体の知れない人に握られてどうする。
例えば岸田もラインで大臣達と連絡を取り合っているらしい。
彼のような重大な立場にいながらそれはダメだろう。
しかし、彼にはそれが分からない。
周りの大臣にもそれが分からない。
デマ太郎ことコーノ太郎もこのことを知らない。
かれらは情報愚者なのである。
そして、彼らのような愚者が日本の中枢にいることこそが日本衰退の主原因だと私は思うのである。
もっと続けよう。
岸田もコーノも鈴木北海道知事も彼らなりに努力して自分を磨き、今の地位を築いた。たいへんなことである。
彼らに続けと、それを夢見て今でも努力している人たちはいる。
でも情報愚者はもう無理である。
もう成れないのである。すぐにそのような夢を捨てよ、ということである。
捨てたくなければ、情報愚者から脱却せよ。
これは思えばすぐに出来ることである。
岸田は総理にまで成ったが、
岸田のようにダダ漏れラインで閣僚と連絡を取っている人はこれから議員にすら成れないだろう。
そのような時代になったのである。
情報愚者達に国家も地方自治体も会社も任せられないのである。
なぜなら苦労して良い位に就いたら、彼らが接近してきて、脅かされて、彼らの下僕になるからである。
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