2023年5月31日水曜日

マイナ・カードが保険証に これから起こること

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法によって強制的に整(斉)えればそれでことが足りるのか。
大間違いだろう。
 
何か停電、災害でネットが使えなくなったとする。
そのとき医療機関にかかりたい。
と思ってもだれも協力してくれないだろう。
皆、医療機関を閉鎖するだろう。
だって、保険証で確認できないから。
 
我々医師はまだ腐っちゃいない。
何かあったら、日本国のために尽力したいと思っている。
しかし、最低、保険証はみせてくれないか、という話。
 
今回のでこれが吹っ飛んだ。
停電の時には誰も医療をしないだろう。
 
だって、考えてもみろ。
この前北海道の大停電の時もコンビニはなんとか開いて物を売っていた。
売って、現金を受け取ればいいからである。
これが、みんなスマホ決済になっていたらどうなる?
商品を買っても受け取るものがない。
そうなったら、だれも店を開けようとしないだろう。
 
それと同じだよ
 
孔子曰く、之を導くに政を以てし、之を斉(ととの)うるに刑を以てすれば、民免(まぬが)れて恥無し。之を導くに德を以てし、之を斉(ととの)うるに礼を以てすれば、恥有りて且つ格(いた)る 
 
孔子は言っている、「法令によって民を導き、刑罰によって民を統制しようとすると、民は法令や刑罰の裏をくぐることだけを考えて悪を恥じる心を持たなくなる。道徳によって民を導き、礼儀によって民を統制すれば、民には悪を恥じる心が育ち、正しい道をふみ行うようになる」と。 (論語 為政第2 より) 
 

 
 
 

マイナ巡るトラブル、医師から不安と憤り 「現場で頑張れと精神論」


 




 今の健康保険証の原則廃止を盛り込んだマイナンバー法の関連法改正案が成立する見通しとなるなか、マイナンバーカードを健康保険証としても使う「マイナ保険証」のトラブルが相次いで報告されている。現場の医師からは不安や抗議の声が上がっている。 【写真】マイナ保険証に別人情報が誤登録された構図  成立を前に医師や歯科医師らでつくる「全国保険医団体連合会」は31日、記者会見を開いた。  大阪府守口市にある「北原医院」では、医療機関にマイナ保険証対応が義務化されたことを受け、システムを導入した。ところが直近でもトラブルが続発しているという。  同病院の井上美佐医師によると、マイナ保険証を使ったとき、患者は医療保険に加入しているはずなのに、機器の画面には「該当資格なし」と表示されるトラブルが目立つという。  トラブルにあった患者の1人については、国民健康保険への切り替えの際、自治体側でデータの登録作業が滞ったことが理由だったという。井上医師は「国は手間が減ると説明しているが、(「無効」と表示されたときの)保険者への問い合わせなどでむしろ負担は増している」という。  さいたま市の「山崎外科泌尿器科診療所」の山崎利彦医師は「マイナ保険証は現場の希望でやっていることではない。何かトラブルが起きたときに『現場で頑張れ』と精神論になっている」と憤る。  「国はマイナ保険証に別人情報がひもづけられた事故も、『現場の入力ミス』としている。しかし、そのミスのもとになったオペレーション(ひもづけ作業)を命じたのは誰なのか。オペレーション自体に無理があったのではないか」と責任逃れの姿勢を批判した。

 

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