2022年3月28日月曜日

質問4:札幌でワ9チン後遺症の治療を受けるとしたら

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今の医療は、内科、外科、整形外科、皮膚科、耳鼻科、脳外科、精神科、泌尿器科・・・などたくさんの専門科に分かれています。
私は整形外科を専門としていますが、その整形外科の中でも、脊椎、膝、肩など様々な専門に分かれています。
 その診療科やその分野の専門の医師でないと診られない、あるいは、専門中の専門家に任せた方が良い病気があります。
 それぞれに独特な技術があり、患者さんは自分の症状を考えて診療を受けるわけであり、我々も患者さんによっていは一番ふさわしい診療科や医療機関を紹介しているのです。
 
 それでは、ワクチン後遺症はどこの診療科に行けば良いのかと言うと・・・
 いろいろどのような治療をしているのか調べてみますと、技術的にどこの診療科の医師でも診療可能と思うようになりました。 
 
(1)イベルメクチン
  具体的な治療の話ですが、その代表はイベルメクチンと考えます。
 イベルメクチンがワクチン後遺症に効くのか、と言うことですが、私は効くと信じています。
  ただし、これを外来で使うとなると、医師、患者双方に乗り越えなければならない壁があります。
 と言うのは、我々、医師は社会で認められた治療をすることになっています。
 社会で認められた治療とは、医学系の学会、ひいては、国家が認めた治療です。
残念ながら
イベルメクチン、アビガンによるワクチン後遺症に対する治療は、医学学会も国家も積極的には認めてはいません
(消極的に一部認めている、という感じです)。
それどころか国家は逆に排除しようとしているように思えます。
故に我々もおおっぴらに使いにくいのが現状です。

 とはいうものの、
ワクチンの後遺症が仮に出たら映画で見たようにこれは一般的な医療で治療するのは困難です。
 もしも、
ワクチン後遺症に苦しんでいらっしゃるのなら、取り急ぎイベルメクチンを手に入れる。
そしてそれを定期的に内服するしかないと思います。
 
イベルメクチンは、ネットで買うしかありません。
 日本でも製造し販売しておりますが本当に手に入りにくい。
 また、ネットで海外から
イベルメクチン、アビガンなどを個人輸入するのはカナダやヨーロッパでは禁止されているそうです。
最近、日本でも大量に買うと税関に没収されるようになりました。備蓄を急いだ方が良いかと思います。
 
 そのイベルメクチンですが、外来で処方するとなるといろいろ問題があります。
 まずこれはコロナの治療としては保険診療薬として使えます。 
 しかし、ワクチンの後遺症には使えません。
 故に当院で使うと患者さん自身に通信販売で買ってもらわなければなりません。 
 例えば以下の様なところで買っていただく。
 
 ベストケンコー という通販サイトです
  そのほか、色々なサイトがありますが、どこどこは悪い、ということは聞いたことがありません。
 
 これを大体、私なら、122mgを1日一回、症状によりますが2日間。
 そして1日開けてその翌日に1錠飲む様な感じで治療したいと思います。
 イベルメクチンは、本来日本では疥癬の薬です。
 副作用はほとんどありません。
 いろいろ副作用のことを書いている人がいますが、微細な例を取り上げたらキリがありません。
 ビタミン剤程度の安全性の高い副作用の少ない薬と考えております(ビタミン剤も副作用はあります)。 
 このイベルメクチン ワクチン後遺症にはかなり有効のようです。
 実際に使用されている大阪の長尾和宏先生はじめ、いろいろな先生の話によると、50-70%に改善がみられるのではないか、というお話しです。
 ワクチン後遺症が疑われたら使っても良い薬と思います。

(2)グルタチオンの点滴静注
  この薬の主成分はグルタミン酸。
  グルタミン酸は、非必須アミノ酸の1つで、体内ではアラニン、アスパラギン酸、セリンをつくる際に必要なアミノ酸です。また、グルタミン酸はグルタチオンやギャバ(γ-アミノ酪酸)の原料となります。脳内ではアンモニアと結合し、グルタミンとしてアンモニアを無毒化します。グルタミン酸を食べても腸管で消費されてしまうので、血液中や各組織にグルタミン酸の形で運ばれるのは数%といわれています。グルタミン酸は海藻や小麦粉、サトウキビなどに多く含まれます。グルタミン酸ナトリウムはコンブのうま味成分として分離され、調味料として使われています。
 
 一昔前、二日酔いで苦しい場合は、この薬を点滴していました。
 一昔前、というのは、ちょっと前まではサラリーマンで前の日の接待などで飲み過ぎて二日酔いで苦しい人が医療機関を訪れていました。
 この時にこれを点滴、ないし、静脈注射をすると二日酔いが軽減しました。
 今は医療費が3割負担となり、この様な形で受信する人は激減しました。
 そのような薬です。
 これもワクチン後遺症にけっこう効くと言います。
 やはり、50-70%で症状の軽減が期待できると言います。 
 
グルタミン酸
 

(3)その他
 その他として、ビタミンD、亜鉛、オキシカット(京都のルイ・パスツール研究所製作のビタミンCを基調にした製剤)
 このようなものを組み合わせて治療したいと思います。

   
 先ほど、ワクチン後遺症治療に関して医師、患者さん双方で乗り越えなければならない壁があると申し上げました。
 それは、国家がワクチン後遺症を認めていない、ないしは、認めることに消極的であること。故に我々も大手を振ってこの治療をやりづらい。
 また現在、医療訴訟の問題が我々医療機関の頭を悩ませております。
 例えば、イベルメクチンは主要な治療薬に位置付けられています。
 しかし、患者さんの方で「イベルメクチンは本当に大丈夫か」と言われると、
医療機関も医療訴訟のことも踏まえて「100%大丈夫」とは言えないものです。 
それは私もそうです。
 それ故に、どこの医療機関もワクチン後遺症の治療には消極的なのです。

  しかし、もしワクチン後遺症で悩んでおられるのなら、今や「待った」は効きません。とにかくイベルメクチンなどの治療をなるべく早く開始するしかない。
 これを患者さんが一人でやっている場合もありますが、この経過を医師に診て貰えば、その結果は何か私が保証することはできませんが、より良いと思います。
 少なくても一人で
イベルメクチンを個人輸入し、一人で飲んでみる、ではあまりにも心細いと思います。
 このように医師、患者さん双方が力を合わせて病気を治してゆくというのが医療の本来の姿と思います。
 
 最後に追加して一つ。
 映画を見た人はよくわかると思うのですが・・・
 ワクチン後遺症で悩む患者さんの症例がいくつか出て来ました。
 ワクチンを飲んでから調子が悪くなったので、ワクチン のせいだと思っているのですが、いろいろな検査を外来、入院してしても、異常なものが出ない。 
 そして最後は「気の病ではないか」と言われて、精神科や心療内科を紹介されて悔しい辛い思いをする、というケースが多い者です。
 自分はワクチンを打つ前まで、元気に学校に行ったり、スポーツをしたり、仕事をしていたのに・・・ワクチン のせいなのに、なんで私の気持ちの病気なのか、と。
 
 しかし、それでもこれらの検査には意義があると思います。
 それで、異常がないから「ワクチンの後遺症」と診断できるというものです。
 他の病気なのに「ワクチン後遺症」としてしまうのは避けたいと自分としては常々考えております。 


 当院に
ワクチン後遺症ではないか、ということで、受診希望の方は以下の件にご留意ください。
1)自分でワクチン後遺症ではないか、と考えている方が対象です。
2)イベルメクチン、グルタチオンなどがどのようなものか、自分なりに調べておくと良いと思います。
3)ワクチン後遺症ということで、他の医療機関に入院を紹介することはできません。 これは今、我が国が置かれている現実です。

 ワクチン後遺症かどうかの診断は慎重に行わないといけません。必要に応じて、内科や脳外科などの病院を紹介することがあります。
 元々は、武漢風邪、コロ肺炎は内科の病気です。
 現に内科が中心に治療しました。
 したがってワクチンも内科が中心になって行い、ワクチンの副反応、後遺症も内科が診るものと思っておりました。
 しかし、どうも様子が違う。ワクチン後遺症の患者さんが「置いてきぼり」にされているようです。
 今のコロナ、ワクチンの馬鹿騒ぎももはや終盤。
 もう直ぐに終わります。
 しかし、ワクチン後遺症の患者さんは残される。
 誰かが診てあげないといけない。それには早い方が良い、と考え、自らの非才を顧みずこの考えに至りました。
 医師となって35年。気がついたら自分も還暦を越えていました。
 今まで凡庸であるため人様のためにあまり役に立っていないのではないかと自省しておりました。 
 この仕事を以って畢生(ひっせい)の仕事としたいと考えております。

令和4年3月28日
 


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目次:記録映画 ワクチン後遺症 見て来ました 
 
質問1今度、自治体の幹部の人に会って話をしようと思うが、何かアドバイスはあるだろうか。
質問2これらの成分、mRNAを包む物質は体に悪い影響を与えるだろうか
質問3:子供が看護学生だが実習をする際にワクチンを接種していないとダメだ、と言われて困っているが、どうしたら良いか。
質問4札幌でワクチン後遺症の治療を受けられるとしたらどこかあるだろうか
締めのあいさつ
 
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