アメリカ・カルフォルニアの6月におけるデータがあったので整理してみた(下記 ケアネットの記事)。
上の表をざっと見ると、なるほど、ワク有チン子接種のほうが優勢である。
勝ち負けだけでいえば、ワクチンを打った群は未接種群に比べて優勢だといえよう。p<0.001なのだから有意差はあると言える。
言うまでもなく、ワク有チン子は健康な人に打つのだから、高い効果と高い安全性が求められる。
これが高い効果と言えるのだろうか。また、ワク有チン子の安全性に関しては今までのデータから非常に疑問である。
ともあれ、ファイザーなどのメーカーが明瞭に述べている様にワク有チン子は今、治験期間なのである。2023年まで行うそうである。これはこの言葉通りとるべきではないだろうか。
菅首相も「治験期間である」と述べている。また、テレビでお馴染みの昭和大の二木教授は医療従事者の接種が始まった頃「ワク有チン子の有効性とその薬害を確かめるために医療従事者で人体実験を行っている」とテレビで言っていた。
このようなことは何遍も繰り返して言われることはない。政府は我々にワクチンを打たせたいのだろうか、たまにしか言われない。
情報統制が敷かれているのか、マスコミはワクチン礼讃一色だし、ヨォツベでワク有チン子の批判をしようものならすぐにバン(封鎖)される。アカウント停止2週間みたいになる。
それで、世の中を見ている限りでは、マスコミを見ている限りでは、ワク有チン子大賛成に見えないことはない。
しかし、実態は違うと思う。明らかに違う。
ワク有チン子の副反応による被害者はどんどん増えている。
75000人に一人が、ワク有チン子で亡くなっている。
これも申告されたものだけなので実態はこの2倍はあると思われる。
他に深刻で不可逆な体の障害をもたらすものがこの10倍(私の予想)。
あと、耳鳴りが消えない、ワク有チン子を打った後2ヶ月経つがいつも具合が悪い、というケースも多い。
今はワク有チン子にある程度、賛意を示していても、自分、家族にそのような被害が出れば、その周りの20-30人くらいはワク有チン子など絶対にいやだ、糞食らえだ、となるであろう。
そして実際にその数はどんどん増えている。
医師の中でも最初からワク有チン子に慎重な姿勢を取るものが3割前後はいた。それが今はどうなっているのか。
繰り返すが、ワク有チン子には高い有効性と、それにも増して高い安全性が求められる。
これがもし、ペストのように、一つの都市があっという間に全滅するくらいのものであれば、いや、そこまでいかなくても、人口の1−2割に死者が出るようなものであれば、たとえ今のワク有チン子のように安全性に問題があるものでも、奪い合いになると思う。この私も接種場に駆けつけると思う。
しかし、今のコロナはそれほどのものではないだろう。
このデータはアメリカの6月の頃。
1月からうち、ワク有チン子の効果か、アメリカでも感染者がグッと減り、社会に明るさが見えてきた時期のもの。
それで、ワク有チン子の有効性はこのデータからは示されていると思うが、それでいてこのようなものか、というのが私の感想。
とにかく今は治験期間。
いろいろなデータを積み上げている時期であると私は考えている。
デルタ流行下、ワク有チン子完了者の感染・入院・死亡率は?/CDC
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52897?utm_source=m15&utm_medium=email&utm_campaign=2021090501米国・カリフォルニア州における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者についての分析で、ワクチン未接種者はワクチン接種完了者と比較して感染率が4.9倍高く、入院率は29.2倍高かった。同地域ではデルタ株への感染が広がり、感染者の約9割と最も優勢となっていた。米国疾病予防管理センター(CDC)のMorbidity
and Mortality Weekly Report(MMWR)8月24日号での報告。
本解析では、ワクチン接種完了者を2回投与のワクチン(Pfizer-BioNTech社、Moderna社)の場合2回目投与後14日以上、1回投与のワクチン(Janssen社)の場合初回投与後14日以上経過した人と定義。ワクチン接種未完了者は2回投与のワクチンで初回投与後14日以上経過あるいは2回目投与後14日未満、1回投与のワクチンで初回投与後14日未満の人と定義された。
COVID-19に関連する入院は、SARS-CoV-2感染が確認された日から14日以内に発生した入院と定義。COVID-19に関連する死亡は、SARS-CoV-2感染が確認された日から60日以内に発生する死亡、またはCOVID-19が死亡原因として報告されている死亡と定義された。
主な結果は以下の通り。
・2021年5月1日から7月25日までの間の、16歳以上の住民における4万3,127件のSARS-CoV-2感染者のうち、1万895人(25.3%)がワクチン接種完了者、1,431人(3.3%)がワクチン接種未完了者、3万801人(71.4%)はワクチン未接種者だった。
・7月25日時点でのワクチン接種完了者のうち、55.2%がPfizer-BioNTech社、28.0%がModerna社、16.8%がJanssen社のワクチンを接種していた。
・入院、ICU入室、人工呼吸器を使用した患者の割合は、未接種者(7.6%、1.5%、0.5%)および未完了者(6.2%、1.0%、0.3%)と比較して完了者(3.2%、0.5%、0.2%)で低かった(p<0.001)。
・入院およびICU入室患者における年齢中央値は、未接種者(49歳[35.0~62.0]、56歳[41.0~66.0])と比較して、未完了者(59歳[46.0~72.0]、65歳[57.0~80.0])および完了者(64歳[53.0~76.0]、64歳[54.0~76.0])で高かった(p<0.001)。
・死亡率は、未接種者(0.6%、176人)および未完了者(0.5%、7人)と比較して、完了者(0.2%、24人)で低かった(p<0.001)
・死亡例について、完了者24人のうち6人が、HIV感染、がん、肝移植などの免疫不全状態にあった。死亡例の年齢中央値は未接種者(63歳[51.5~79.5])と比較して、未完了者(74歳[58.0~80.0])および完了者(78歳[63.5~87.5])で高かった(p=0.01)。
・本解析では、期間中7日ごとに年齢調整感染率と入院率を算出した。5月1日時点で、ワクチン未接種者の年齢調整感染率(人口10万人当たり35.2)は完了者(4.2)の8.4倍、年齢調整入院率(4.6)は完了者(0.46)の10.0倍であった。
・7月25日時点で、ワクチン未接種者の年齢調整感染率(315.1)は完了者(63.8)の4.9倍、年齢調整入院率(29.4)は完了者(1.0)の29.2倍であった。
・5月1日から7月25日までの間のデルタ株感染者の割合は、完了者で8.6%から91.2%へ、未完了者で0%から88.1%へ、未接種者では8.2%から87.1%へ増加した。
・5月時点では、完了者と未完了者と比較して未接種者でCt値中央値が低い傾向がみられた。しかし7月には、ワクチン接種状況による差異は認められなかった。
(ケアネット 遊佐 なつみ)
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